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北京は中国の首都だけではなく、世界でも魅力的な都市の一つである。
北京には立派な紫禁城と万里の長城がある。800年来、北京はずっと中国の行政中心である。北京は正に悠久な歴史と、モダンな雰囲気を兼ね備えた都市である。
中国のほかの都市も都となる歴史を持っているが(例えば前世紀初頭の南京が最も有名である)、北京ほど首都として不動の地位を持っている都市はない。
元の時代から明、清の時代まで、34名の皇帝はずっと都を北京に定めていた。北京の町並みは区画がきちんとしており、皇帝家の威厳をよく示している。
北京城の均整が取れた設計を見たいなら、長さ7.5キロもある都市の中心線を歩けばいい。北から南のほうへ、順に永定門、前門、天安門(神聖平和の門の意味)を通り、北京の町を貫く。
もっと北のほうへ行き、宮殿の主な入り口である天安門を入れば、紫禁城となる。都市の中心線の南端には天壇と仙農壇が聳えている。
北京の町全体に“胡同”と呼ばれている小さい通りがいっぱいある。“胡同”を散策して、のどかな雰囲気を味わいながら、くつろぐのもなかなかいい体験となる。
ある意味では、北京の悠久な歴史は5000年も前に遡ることができる。大昔、“北京人”はすでに、北京城付近の山の頂上にある洞窟に住んでいた。
考古学の発見によれば、大体3000年前から、北京の町に人間が住み始めた。近代の北京は、欧米列強と軍閥の侵略により、たびたび戦争の被害を受けていたが、強大な王朝の盛衰を経てやっと生き残った。戦乱を経験した北京はいつもその強靭旺盛な生命力を世間に見せている。
今日では、北京は中華人民共和国の首都であり、中国の政治、経済、文化教育の中心でもある。2008年にオリンピックが北京で開催される予定になっている。
オリンピックの開催はこの古城に発展の新しいチャンスをもたらした。北京は全世界に向かい、その悠久で輝かしい歴史を示すと同時に、その明るい未来をも見せているのである。
観光地
北京には世界最大の都市広場(天安門広場)もあり、最もよく保存されている宮殿――紫禁城もある。立派な万里の長城も世界最大の祭壇である天壇も北京の有名な名所古跡である。
紫禁城
紫禁城は世界で最もよく保存されている宮殿建築である。紫禁城には、部屋が9999間(9は皇帝のシンボルであり、最高の権力を現している)ある。紫禁城の周りには6メートルの深さがある堀と10メートルの高さがある城壁があり、観光客でにぎわっている。紫禁城の入り口では、世界各国の言葉で説明する案内テープが提供されている。
天安門広場
天安門広場は世界で最も大きい都市広場である。広場の周りに、人民革命記念碑、毛主席紀念堂、人民大会堂、立派な天安門城楼(神聖平和の門)及び前門に囲まれている。
毎日の早朝と夕方は天安門広場で国旗の上げ下げ儀式を行う。
長城
長城は世界八大奇観の一つであり、また、世界文化遺産でもある。長城は五つの省にまたがり、長さが6700キロに達している。話によると、万里の長城は月から見られる地球上の唯一の人工建築であるという。
万里の長城の美しい景色は観光客の忘れられない思い出になるだろう。
お寺
北京には、美しいお寺がたくさんある。それらのお寺は一時は都市宗教生活の中心のような役割を果たしていた。中でも、天壇は明と清の時代からずっと豊年を祈る聖壇であり、古代中国の建築芸術の集大成のようなものである。
ほかには、道教のお寺として最も歴史の古い白雲観、孔子を記念する孔廟などがある。
北京のその他の観光地:
明朝の皇帝13名のお墓の所在地――明十三陵、15世紀に建てられた鐘鼓楼、古観象台(元の世祖忽必烈の時に建てられた)。
リニューアルオープンされたショッピングセンター秀水街、北京植物園、インド風の碧雲寺など、観光スポットがたくさんある。
「紅楼夢」の愛読者は18世紀に建てられた恭王府に行けばいい。そこは小説の中の大観園の原型だといわれている。
散策の好きな人は、公園へ行ってみればいい。北京にはきれいな公園がたくさんある。成吉思汗が建てたといわれる北海公園はその一つであり、紫禁城よりも歴史が古い。
もう一つ見ておくべきところは、頤和園という美しい皇室庭園である。
夜の生活
夜のとばりが降りたころ、北京の夜の楽しい生活はやっと始めようとしている。
伝統的な京劇、雑技、武術のほかに、コンサート、ダンスパーティー、バーなど現代的な楽しみ方もある。
茶館では伝統的な京劇、雑技、戯曲のショーがあり、中高年に喜ばれている。一方では、若者たちはバーや喫茶店、大衆料理屋のようなところに人気を集めている。
北京の天橋地域は、元の時代(1271-1368)からすでに中国民族文化の発祥地として有名である。天橋で、最も有名なのは、天橋劇場と天橋楽茶園である。天橋劇場では現代の歌舞を上演している。天橋楽茶園では京劇や、雑技、武術と民族歌謡などの伝統的な芸術を楽しめる。特に、京劇は音楽、舞踊、雑技と華麗な衣装を融合させた伝統芸能で、一見する価値がある。
中国の民族文化をもっと詳しく知りたいなら、老舎茶館(北京前門西大街三号楼三階)へ行けばいい。そこでは中国の茶文化に実際に接し、静かな雰囲気の中で心身ともにリラックスできるようになる。梨園劇場(前門大街にある前門飯店の店内)では、毎晩7:30から京劇とその他の民俗ショーがある。京劇などの戯曲は多くパントマイムの形式を取っており、字幕にセリフの翻訳が流されている。
雑技は中国人に最も喜ばれている伝統芸能の一つである。中国の雑技は優れたテクニックとすばらしいパフォーマンスで世界中に評判を得ている。宣武区の万勝劇場で夜の雑技ショーが見られる(夜7:15から)。
人形芝居、民族バレー、オペラ、現代劇などその他の伝統演芸についての詳しい情報は、みな日報に載っている。ホテルのフロントでもそれらに関する情報を手に入れることができる。
三里屯バー街
朝陽区の三里屯にあるバー街とその隣の大使館地域にはさまざまなバーが軒を並べている。そこでは、ロック、ヒップホップとジャズなどさまざまな音楽を楽しめ、外国人観光客に受けている。
後海バー、レストラン地域
後海の辺りには、バーやレストランが集まっている新しい人気スポットが誕生した。北京のParis’Rive
Gaucheと言われている後海地域にはバーやレストランなどが70軒以上もあり、新しい店がどんどんオープンしている。
当日の中国日報には、首都劇院、北京音楽ホール、民族文化宮などの詳しい演目と切符情報が載っている。
夜店
北京の東単大街、西単大街、東華門、隆福寺地域の夜店では、いろいろな屋台が出ており、北京の特産だけでなく、中国各地の伝統的な食べ物、少数民族の料理も味わえる。
博物館
紫禁城そのものは大きな博物館となっている。中国古代の帝王の住居である紫禁城には、華やかな故宮があり、多くの貴重な芸術品が収蔵されているほかの博物館と隣り合っている。
故宮
故宮は紫禁城の中央、天安門広場の北側に位置している。中には文化遺物と貴重な芸術品が九十万件以上収蔵されている。一日かけてゆっくり見学するのをお勧めする。故宮の時計博物館は、同類博物館の中では世界一を誇る収蔵がある。
住所:北京市東城区、紫禁城
開館時間:夏午前8:30―午後5:00、冬午前8:30―午後4:30
電話:010 65132255
サイト:www.dpm.org.cn
中国歴史博物館
8000平方メートルもある館内に、文物三十万件以上、古書二十万冊、種類豊富な秘蔵版新聞、雑誌、歴史地図などが収蔵されており、中国の歴史を体験する絶好の場所である。
住所:北京市東城区、天安門広場東側
開館時間:毎日午前9:00―午後4:30(切符は午後3:30まで発売する)
電話:010 65128901
中国革命博物館
中国革命博物館は天安門の東側にあり、中国歴史博物館より規模が小さい。館内には五四運動と中国共産党の成立に関する文物と書類などが収蔵されている。
住所:北京市東城区、天安門広場東側
開館時間:火曜日から日曜日までの午前8:30―午後4:30(切符は午後3:30まで発売する)
電話:010 65129347
首都博物館
首都博物館は新、旧石器時代から近代の王朝時代までの北京の歴史を展示している。展示品には彫刻石鼓10件と元、明、清の時代の挙人198人を記念する石柱198本が含まれている。
住所:北京市東城区、国子監街13号孔廟内
開館時間:午前8:30―午後5:00
電話:010 64012118
サイト:www.beijingmuseum.org.cn
中国科技博物館
博物館には立体スライド、“魔術燈篭”解説、ワイドスクリーン映画“大峡谷”がある。ほかには、クロノメーター、陶器、冶金術、刺繍、伝統漢方薬、伝統手芸品などの展示品もある。さまざまな対話方式のディスプレイで科学原理を説明している。
住所:北京市、北三環中路1号
開館時間:午前9:00―午後4:30(月曜日は定休日)
電話:010 62371177
北京自然博物館
博物館は天壇の隣にある。十万件以上の展示品で、地球の生物(植物、動物及び人間)の進化プロセスを示している。そこでは、恐竜展示や、世界最大のカモノハシや広東省で発見された三つの恐竜の卵が見られる。
住所:北京市、天橋南大街126号
開館時間:年中無休、午前8:30―午後5:00(切符は午後4:00まで発売する)
電話:010 67024431
サイト:www.bnhm.cn
中国地質博物館
中国最大の地質博物館であり、さまざまな鉱床や化石、宝石を収蔵、展示している。
住所:北京市西城区、西四南大街羊肉胡同15号
開館時間:午前8:30―午後4:30(月曜日は定休日)
電話:010 66165566 の内線 8742,66176387
北京天文館
館内では、天文展と天象ホールが最も特色がある。
住所:北京市西城区、西直門外大街138号
開館時間:月から金曜日までは午前10:00―午後4:00、土日は午前9:00―午後4:30
電話:010 68312570
サイト:www.bjp.org.cn
芸術工芸博物館
博物館は北京の西のほうにある。三階建ての建物には、陶器、金属製品、漆彫刻、刺繍、彫刻などが展示されている。珍宝廊では当代の芸術家の作品500点以上展示されている。
住所:北京市西城区、復興門内大街101号5階
開館時間:火曜日から日曜日までの午前9:30―午後4:00
電話:010 66053476
中国航空博物館
博物館は昌平県の郊外にある。室内と室外の二つの部分に分かれている。館内には、99種類の飛行器具(模型合計200点)、地対空ミサイル3発、レーダー装置50点が展示されている。ほかには航空機の機関室、エンジン、サーチライト、航空爆弾などもある。
住所:北京市昌平区、小湯山
開館時間:午前8:00―午後5:00
電話:010 61784882
魯迅博物館
博物館は中国の偉大な学者、作家――魯迅を記念するために建てられた。阜成門にある魯迅の旧居の隣にあり、規模が大きくないが、魯迅の作品(24カ国の言葉に翻訳されている)、個人物品、書籍(16000冊)などが展示されている。
住所:北京市西城区、阜成門宮門二条19号
開館時間:午前9:00―午後3:30(月曜日は定休日)
電話:010 66156549/8
北京石刻芸術博物館
海澱区にある博物館は七つの区域に分かれ、中国の石彫刻の歴史を記録している。室外では石柱600本、館内には石碑、石彫刻、中国全国の書道作品が展示されている。
住所:北京市海澱区、五塔寺村24号
開館時間:午前9:00―午後4:00
電話:010 62186081
北京古代建築博物館
博物館は北京の先農壇内にある。中国古代の建築の写真や、模型などが展示されている。
住所:北京市宣武区、東経路21号
開館時間:午前9:00―午後4:00
電話:010 63017620
北京古鐘博物館
博物館は大鐘寺の境内にある。世界各地の鐘400点が展示されている。中には、世界最大の鐘といわれる鐘もある。
住所:北京市海澱区、北三環路甲31号
開館時間:火曜日から金曜日までの午前8:30―午後4:00
電話:010 62641384
気候
北京では四季がはっきりしている。春と秋は一番過ごしやすく、旅行に最高の季節である。特に四月、五月、九月、十月が一番快適な季節である。秋になると、空が真っ青で、気温もちょうどよい。春は暖かく、夏は雨が多く、冬は寒く、よく雪が降る。
北京の年間平均気温は摂氏11.8度である。一月の平均気温はマイナス4.60度、七月の平均気温は26.10度。
冬は寒いが、暖房設備が整っている。室内室外の温度差が大きく、厚いコートが必需品である。
交通
北京が広いので、歩行で観光するのは難しい。北京の公共運送は発達しており、バス、トロリーバスが200線路以上走っている。地下鉄は環状線と東西線があり、便利な乗り物である。タクシーも安く、使いやすい。
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